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Flash Cacheのデバイスが壊れたら

先日、Smart Flash Cacheのテストを行うようテスト環境をセットアップしたのですが、その前からテストで使用するSSDの調子が悪いことも書いていました。とりあえず、そのままの状態で、Smart Flash Cacheをテストしてみます。まず、テストを始める前に、Smart Flash Cacheが有効になっているか、軽く確認してみることにします。

簡単なSQLを実行して、パフォーマンスを比較、(そもそもエラーにならないか確認)してみます。

set timing on

select * from soe.order_items;
細かいテストは次回以降で見ていくとして、ざっくりエラーは発生しません。しかし、パフォーマンスが尋常ではないくらい悪い。何かあるはずだと、アラートログを確認してみます。

ORA-27072: File I/O error
Linux-x86_64 Error: 5: Input/output error
Additional information: 4
Additional information: 1287652
Additional information: -1

flash cacheへのアクセスに失敗したので、Smart Flash Cache機能を無効にして、通常のBuffer Cacheのみの動作をしているようです。なので、かなり、パフォーマンスが悪化していたのだと思います。

このままでは、どうにもならないので、新たにSSDを調達しました。

今回、調達したSSDはCFDのCSSD-S6M64NMQにしました。
前回、使用していたreal SSDと同じものですが、128GBを64GBにして構成しています。

とりあえず、これで、テストに支障はないようです。次からしっかりテストします。

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